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09月03日-議案上程・説明・付託-01号

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  1. 大月市議会 2012-09-03
    09月03日-議案上程・説明・付託-01号


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    平成24年  9月定例会(第4回)1 平成24年9月3日(月曜日) 10時45分1 大月市役所議場1 出席議員 15名     1番 藤本  実        2番 小林 信保     3番 鈴木 章司        4番 山田 政文     5番 卯月 政人        6番 山田 善一     7番 小原 丈司        8番 西室  衛     9番 小泉二三雄        10番 古見 金弥     11番 後藤 慶家        12番 奥脇 一夫     13番 相馬 保政        14番 大石 源廣     15番 天野 祐治1 欠席議員 なし1 出席説明員  市     長  石井由己雄     監 査 委 員  志村  淳  教  育  長  天野 由郎     総 務 部 長  後藤 正巳  市 民 部 長  平山 正幸     福 祉 保健部長  石井 始天  産 業 建設部長  山田  正     教 育 次 長  山崎 浩司  中央病院事務長  白川 昌己     消  防  長  加藤 光三  秘 書 広報課長  橋本 藤視     総 務 管理課長  星野 富明  企 画 財政課長  石井 康雄     税 務 課 長  井上  久  市 民 課 長  梶原 春生     生 活 環境課長  鈴木 要一  福 祉 課 長  小林富士夫     介 護 課 長  大石 光正  保 健 課 長  岸野 国男     産 業 観光課長  鈴木 邦彦  建 設 課 長  伊奈  達     地 域 整備課長  鈴木 有一  会 計 管 理 者  三木  裕     学 校 教育課長  久嶋 敏明  社 会 教育課長  杉本 正文     大 月 短期大学  兼子 幸典                     事 務 局 長  消 防 課 長  上原 敏秀1 出席事務局職員  事 務 局 長  小林 和人  書 記 (次長)  藤本 直樹     書 記 (主任)  坂本 邦枝1 議事日程(第1号) 平成24年9月3日(月曜日) 10時45分開議 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸般の報告 日程第 4 議案第49号 大月市税条例中改正の件 日程第 5 議案第50号 大月市ひとり親家庭医療費助成に関する条例中改正の件 日程第 6 議案第51号 大月市防災会議条例中改正の件 日程第 7 議案第52号 大月市災害対策本部条例中改正の件 日程第 8 議案第53号 大月市火災予防条例中改正の件 日程第 9 議案第54号 平成24年度大月市一般会計補正予算(第2号) 日程第 10 議案第55号 平成24年度大月市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第 11 議案第56号 平成24年度大月市病院事業会計補正予算(第1号) 日程第 12 議案第57号 訴えの提起の件 日程第 13 議案第58号 山梨県後期高齢者医療広域連合規約の変更の件 日程第 14 認定第1号 平成23年度大月市一般会計歳入歳出決算認定の件 日程第 15 認定第2号 平成23年度大月市大月短期大学特別会計歳入歳出決算認定の件 日程第 16 認定第3号 平成23年度大月市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件 日程第 17 認定第4号 平成23年度大月市簡易水道特別会計歳入歳出決算認定の件 日程第 18 認定第5号 平成23年度大月市下水道特別会計歳入歳出決算認定の件 日程第 19 認定第6号 平成23年度大月市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件 日程第 20 認定第7号 平成23年度大月市介護サービス特別会計歳入歳出決算認定の件 日程第 21 認定第8号 平成23年度大月市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件 日程第 22 認定第9号 平成23年度大月市病院事業会計決算認定の件 日程第 23 請願第2号 市道彦田1号線の延長と整備について 日程第 24 請願第3号 取調べの全過程の可視化を求める意見書の採択を求める請願 日程第 25 請願第4号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書 △開会10時45分 ○議長(後藤慶家君) ただいまから、平成24年第4回大月市議会定例会を開会いたします。 △市長の挨拶 ○議長(後藤慶家君) 開会に当たり、石井市長より招集の挨拶がございます。          (市長 石井由己雄君登壇) ◎市長(石井由己雄君) 本日、平成24年第4回大月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとお忙しい中をご参集くださいまして、厚く御礼を申し上げます。 提出いたします案件でありますが、後ほどご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げ、招集の挨拶といたします。 △開議 ○議長(後藤慶家君) これより本日の会議を開きます。 △議事日程の報告 ○議長(後藤慶家君) お手元に配付してあります本日の議事日程を職員に朗読させます。          (議会事務局次長 藤本直樹君朗読) ○議長(後藤慶家君) それでは、日程に従い進行いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(後藤慶家君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 9番 小泉二三雄君、10番 古見金弥君を指名いたします。 △会期の決定 ○議長(後藤慶家君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員長の発言を求めます。          (議会運営委員長 奥脇一夫君登壇) ◆議会運営委員長(奥脇一夫君) 議会運営委員会からご報告をいたします。 去る8月28日に委員会を開催し、今定例会の会期につきましては、本日から9月27日までの25日間とすることにいたしましたので、議員各位のご賛同をよろしくお願いを申し上げまして、ご報告とさせていただきます。 以上です。 ○議長(後藤慶家君) お諮りいたします。 今定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の発言のとおり、本日から9月27日までの25日間といたすことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤慶家君) 異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は本日より9月27日までの25日間と決定しました。 △諸般の報告 ○議長(後藤慶家君) 日程第3、諸般の報告を行います。 石井市長から、平成23年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告並びに教育委員長から、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告がありました。 また、監査委員からは、平成23年度平成24年4月、5月末及び平成24年度4月、5月、6月末現在一般会計及び特別会計並びに平成24年度4月、5月、6月末現在病院事業会計例月出納検査結果の報告、平成24年度小中学校監査結果報告がありました。 つきましては、お手元に配付しました書類をもって報告にかえさせていただきます。 次に、議員の派遣について報告いたします。平成24年8月10日に、平成24年度前期の山梨県市議会議長会議員合同研修会アピオ甲府において開催され、11名の議員が出席しましたので、報告いたします。
    △議案第49号から議案第58号まで上程、説明 ○議長(後藤慶家君) 日程第4、議案第49号「大月市税条例中改正の件」から日程第13、議案第58号「山梨県後期高齢者医療広域連合規約の変更の件」までを一括議題といたします。 石井市長から提案理由の説明を求めます。          (市長 石井由己雄君登壇) ◎市長(石井由己雄君) 平成24年第4回大月市議会定例会の開催に当たり、本日提出いたしました案件につきまして、その概要をご説明申し上げますとともに、私の所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げる次第であります。 初めに、本市最大のイベントとして開催されております「かがり火市民祭り」につきましては、ことしで29回目を数え、市内全域の祭りへと発展しながら、8月4日に開催されました。 ラッキーシティランを皮切りに、市内各地区から集まった小学生の御神火隊によるかがり火への点火、祭り広場の大月東小学校ステージでのダンスバトルや、祭り街道の国道20号での民謡流し、よさこいソーラン、阿波踊りなど、祭りに訪れた方々に日ごろの練習の成果を思う存分発揮していただいたところであります。新しい試みとしては、「おつけちゃん」や「おつたろう」を含めた「ゆるキャラ」によるパレードや、新たに整備されました大月駅前広場を利用してバンド演奏なども行われました。 協賛金やワンコイン募金の形で、企業や各自治会を通じて寄せられました多くの方々の善意によりまして、打ち上げ花火が夏祭りのフィナーレを飾り、来年に向けた期待となって皆様の胸に残ったことと思います。 改めまして、協賛をいただきました多くの市民の皆様と実行委員会ボランティア、そして関係機関の皆様のご協力に感謝と敬意を表するものであります。 また、平成19年度から事業を実施してまいりました「大月駅周辺整備事業」につきましては、長い間、駅の利用者や市民の皆様に大変なご不便をおかけしてまいりましたが、7月下旬に南口広場の全ての工事が完了し、かがり火市民祭りと同日に竣工式を挙行することができました。 この駅前広場は、利用される方々の安全確保と利便性向上を図るため、ロータリー形式とし、路線バスやタクシー利用者のためのバスシェルタータクシーシェルターを設置するなど、広場全体を利用される方々に優しいバリアフリー構造としております。さらに、長年改修要望のありました公衆トイレにつきましても、多機能トイレを併設し、全ての方々が利用しやすいよう配慮したところであります。 駅前広場内のコインパーキングにつきましては、現在、利用者に料金の周知を図る期間として、無料開放しておりますが、本年10月1日から、「大月駅前広場道路附属施設の設置及び管理に関する条例」に基づく使用料を徴収させていただき、コインパーキングの適正管理を行っていくこととしております。 「大月駅周辺整備事業」につきましては、本市の財政健全化のための事務事業の見直しや優先順位づけ等から、南北自由通路や大月駅橋上駅舎化北口駅前広場の整備等は一時凍結とし、平成27年度以降の財政状況の好転を視野に再開することとしてきました。 しかしながら、現在は市立中央病院の新病棟建設や大月東中学校、また大月東小学校校舎建設などの事業に優先的に取り組んでいるところから、大月駅周辺整備事業の残された事業につきましては、ここ数年間での着工は困難と判断いたし、基本協定の執行を停止することで、過日、鉄道事業者と合意をしたところであります。 これに伴い、「バリアフリー新法」に基づく大月駅構内のバリアフリー化につきましては、鉄道事業者が事業主体となって進めていただくことになりますが、本市といたしましても、できる限りの協力をいたし、市民の皆様の利便性向上に寄与してまいりたいと考えております。 続きまして、本市の財政状況を示す平成23年度決算における「健全化判断比率」が確定いたしましたので、ご報告をさせていただきます。 4つの指標のうち、実質赤字比率連結実質赤字比率につきましては、一般会計及び各特別会計の歳入から歳出を差し引いた数値は黒字であり、病院事業会計貸借対照表における流動資産が流動負債を超えておりますので、それぞれ赤字比率はない状況が続いております。 実質公債費比率は、公債費による財政負担の度合いを示す指標で、数値が小さいほど良好な状況となります。23年度は15%と、前年度と比較して0.3ポイント上昇いたしましたが、これは数値を算出する際の分母となる標準財政規模等の減少が主な要因であります。 将来負担比率は、全会計及び広域事務組合水道企業団土地開発公社等の関係団体を含めた中で、借入金の返済など、将来支払うべき全ての負担額がどの程度かを示す指標であり、数値が小さいほど良好な指標となります。この指標につきましては、本市は全国的にも高い水準でありますので、特に改善に向けて努力してきたところであります。平成20年度決算では230.6%、21年度は222%、22年度は202%と減少し、平成23年度決算におきましては200%を切り、185.3%と改善いたしております。 将来負担比率の改善には、各会計、団体におきまして、借入金残高の削減及び基金残高の維持、増加、さらに企業会計におきましては経営改善を図る必要がありますので、継続的に、また全庁的な取り組みを行う中で、財政の健全化に努めているところであります。 次に、8月25、26日に鳥沢小学校で実施いたしました「避難所開設・宿泊訓練」についてであります。 東海地震、首都直下型地震などの大規模な地震や台風災害が発生し、市民の皆様が避難所生活を余儀なくされた場合を想定し、避難所の開設や避難者の受け入れ、さらに実際に避難所に宿泊することで、避難所生活の課題や対策を探り、その結果を避難所運営マニュアルづくりなど、今後の防災行政に生かすことを目的として実施いたしました。 今回の訓練では、陸上自衛隊北富士駐屯地大月警察署東京電力株式会社山梨支店NTT東日本株式会社山梨支店など、関係機関にご協力をいただくとともに、消防本部や中央病院、社会福祉協議会鳥沢小学校などと連携を図ったところであります。 市民44名と市職員14名の計58名が参加し、実際に避難する場合には避難者みずからが寝袋などの寝具や副食、懐中電灯、常備薬などを持参する必要がありますので、今回の訓練には避難に必要と思われるものをみずから持参していただき、鳥沢小学校の体育館に宿泊をいたしました。参加者からは、「1泊2日ではありましたが、避難所生活の大変さが実感できた」、「この体験を、今後の地域防災会活動に生かしたい」などの意見が寄せられました。 また、校庭内に設けた関係機関のブース、車両の展示、体験コーナーなどには、地元の鳥沢地区自主防災組織の方々を初めとする多くの市民の皆様が見学に訪れ、改めて災害に対する備えの重要性を認識されたものと感じております。 市といたしましても、この訓練を検証し、これからの防災行政に生かしていきたいと考えております。 次に、当面する諸課題を踏まえ、特に意を注いでおります主要事業等につきましてご説明申し上げます。 初めに、「市立中央病院の新病棟建設等整備事業の進捗状況について」であります。 国土交通省のご配慮により、一時的に借地できることとなりました大月バイパス用地来院者臨時駐車場整備が完了し、立体駐車場と看護宿舎の解体、撤去工事に着手をいたしました。また、建物本体につきましては、耐震補強工事を含め、全ての工事の実施設計がおおむね終了し、11月の本体工事着手に向け諸準備を進めている状況であります。並行して、救急医療や手術室等の整備に向け、必要な医療機器について優先順位づけを行い、機種等の選定を進めております。 この新病棟建設等整備事業におきましては、節電、省エネルギー、二酸化炭素の削減などに取り組みたいと考えておりましたが、先般、経済産業省資源エネルギー庁の所管事業として、再生可能エネルギーの促進を図るため、地方公共団体等が行う先進的な事業についての募集がありました。 そのため、新病棟1階の内科を初めとする外来エリアの冷暖房について、地中熱をエネルギー源とした場合と電気をエネルギー源とした場合の初期導入費用及び電気料等の維持管理費を比較・検証した結果、初期投資は地中熱を利用した場合のほうが割高ではありましたが、おおむね10年でこれら費用を償却できること、さらには地球的な課題でもあります二酸化炭素の排出削減が図れることから応募したところ、事業採択されましたので、今定例会にこれに係る事業費を補正計上させていただいたところであります。 次に、「教育環境の充実」についてであります。 市内小中学校施設の耐震化につきましては、適正配置計画の推進とあわせて進めてまいりましたが、大月東中学校校舎の建設につきましては、この7月に建設予定地にありますプールの解体撤去工事を行い、7月27日には臨時市議会におきまして、清水建設株式会社との工事請負契約の締結について議決をいただいたところであります。 今後は、学園祭終了後の9月上旬に校舎本体の建設に着手し、来年7月末の完成を目指しております。その後、旧校舎の解体工事、外構工事を行い、25年度末に全ての工事を終了し、平成26年4月には大月第一中学校との適正配置を実施する予定となっております。 また、大月東小学校の北校舎、体育館の建設につきましては、平成26、27年度に取り組む計画であり、今年度は建設に係る基本計画を策定いたします。大月東小学校の建設工事が完了いたしますと、市内の全ての小中学校が耐震化されることとなります。 次に、「幼稚園と保育園の適正配置の推進について」であります。 少子化の進展による就学前児童数の減少により、幼稚園や保育園に通園する児童数は、一部保育園を除き定員を大きく下回っております。このため、児童の集団規模が小さくなり、子供同士の触れ合いの減少、自主性や社会性が育ちにくいなどの面や将来的な経営への不安などが指摘されております。 児童福祉施設である保育園と学校教育施設である幼稚園は、その目的や機能、運営主体も公立と私立の違いなどがありますが、ともに就学前児童を対象とした施設であることから、それぞれのよさを生かし、就学前教育と保育を一体とした支援を行うことで、多様化する保護者ニーズへの対応や、子供たちの生活や発達の連続性を踏まえた取り組みが可能となります。 このため、国においては、幼保一体化を初めとする新たな子育て支援対策を今国会に提案し、先ごろ一部修正の上、成立したところであります。 本市の実情に合った幼保一体化を初めとする計画づくりには、公立、私立の協力・連携が不可欠であることから、学識経験者市内幼稚園保育園経営者など、委員16名から成る「市内幼稚園保育園適正化検討委員会」を8月に設置いたしました。 委員会においては、幼保一体化に関すること、適正規模や配置等に関すること、その他就学前児童の健全育成に関することなどを議論いただき、年内に報告書をまとめていただく予定であります。また、計画案につきましては、パブリックコメントを踏まえ、今年度内の策定を予定しておりますので、市民の皆様方にはご理解、ご協力をお願い申し上げます。 次に、「軽トラック市・ふるさと産業まつりの開催について」であります。 大月駅周辺整備事業による駅前整備とともに、にぎわいのあるまちづくり実現のため、昨年8月から「商店街の活性化」に向けた5つの社会実験を継続的に実施してまいりました。その一つであります「軽トラック市」事業は、昨年の10月に、国道20号大月駅前信号から市役所までの約350メートル区間で開催され、63店舗の軽トラックが整然と並ぶ様子は壮観でありました。あいにくの雨模様の中ではありましたが、大勢の来場者にお越しいただき、ほとんどの出店者が完売するほどの盛況ぶりでありました。 また、ことしで8回目を数えます大月市商工会主催の「ふるさと産業まつり」は、毎年11月に、市内の全産業の商品や製品などを広くPRする目的で、ここ数年は大月駅北側の工場跡地で開催されておりました。 これら2つのイベントにつきまして、実施効果を最大限にするための方策の検討を、商工会と軽トラック実行委員会にお願いしてまいりました。その結果、10月20日の土曜日に、両イベントを同時開催することとし、「軽トラック市」を昨年と同様に国道20号大月駅前信号から市役所までの区間で、「ふるさと産業まつり」を大月東小学校校庭で行う方向で準備を進めていただいております。 また、同日には、JR大月駅の開業110周年記念イベントとして、大月駅から岩殿山、猿橋を経由して、大月東小学校をゴールとする募集定員500名の「駅からハイク」が実施されますので、「軽トラック市」や「ふるさと産業まつり」には、県内外から多くの来場者をお迎えできるものと期待しております。 2つのイベント開催に当たりましては、国土交通省大月警察署を初めとする関係機関のご指導、ご協力、並びに運営ボランティアなど多くの皆様方のご協力が必要となりますので、あわせてよろしくお願い申し上げます。 次に、「大月市景観計画策定事業について」であります。 緑豊かな山々や桂川などの大小の河川が織りなす風景、旧甲州街道の町並みや名勝猿橋に代表される歴史・文化的景観、美しい富士山が望める岩殿山を初めとする秀麗富嶽十二景など、どれも大月市ならではの特徴的な景観であり、市民共有のかけがえのない財産であります。また、これらのすばらしい景観を求め、県内外から多くの方々においでいただいております。 そこで、これらの景観を守り、創造し、生かし、次世代に引き継いでいくため、学識経験者各種関係団体、市民代表など22名の委員で構成する「大月市景観計画策定委員会」により、景観法に基づく「大月市景観計画」の策定に取り組んでいるところであります。 8月の10、11日には、猿橋出張所及び大月市民会館において住民説明会を開催し、取り組み状況の説明とともに、参加者からご意見や要望をお聞きしたところであります。今後も住民説明会パブリックコメント等により、市民の皆様のご意見をいただきながら、策定委員会で検討を重ね、今年度中に策定する予定でおります。 以上、諸課題を踏まえ、主要事業などにつきまして申し上げましたが、議員各位を初め、市民の皆様の絶大なるご理解、ご協力を重ねてお願い申し上げる次第であります。 続きまして、本日提出いたしました案件につきまして、その概要をご説明申し上げます。 今議会に提出いたします案件は、条例案件が5件、予算案件が3件、その他の案件が2件の計10件であります。 初めに、「条例案件について」ご説明申し上げます。 まず、議案第49号「大月市税条例中改正の件」についてであります。これは、地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律等が公布されたことに伴い、たばこ税の税率の特例及び個人住民税の税率の特例等について、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第50号「大月市ひとり親家庭医療費助成に関する条例中改正の件」についてであります。これは、所得税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、ひとり親家庭医療費助成に関する所得制限について、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第51号「大月市防災会議条例中改正の件」についてであります。これは、災害対策基本法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、防災会議所掌事務等について所要の改正を行うものであります。 次に、議案第52号「大月市災害対策本部条例中改正の件」についてであります。これは、災害対策基本法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、引用する条項に変更が生じたため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第53号「大月市火災予防条例中改正の件」についてであります。これは、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、急速充電設備について、所要の改正を行うものであります。 次に、「予算案件について」ご説明申し上げます。今回の補正予算は、国・県補助事業の追加や制度改正、緊急性などに重点を置き編成いたしました。 まず、議案第54号「大月市一般会計補正予算(第2号)」についてであります。主な歳出の補正内容といたしましては、民生費において地域支え合い体制づくり事業1,150万円余り、衛生費の予防接種事業800万円余り、災害復旧費農地農業用施設災害復旧事業3,200万円を追加いたし、歳出補正総額は7,150万円となっております。 これを賄う歳入につきましては、国・県支出金、繰入金及び諸収入を計上しております。 次に、議案第55号「大月市介護保険特別会計補正予算(第1号)」についてであります。歳出におきまして、国庫支出金等の返還金610万円余りを追加計上し、これを賄う歳入におきまして、前年度繰越金を計上しております。 次に、議案第56号「大月市病院事業会計補正予算(第1号)」についてであります。資本的支出におきまして、地中熱を利用した空調システム整備事業費3,780万円余りを追加いたしました。 資本的収入におきましては、再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策費補助金1,790万円余り及び企業債1,980万円を計上し、補正歳入総額3,770万円余りとなっております。 続きまして、「その他の案件について」ご説明申し上げます。 議案第57号「訴えの提起の件」についてであります。これは、市営住宅の家賃を長期にわたって滞納し、市の再三の催告にも応じなかった滞納者に対して、市営住宅の明け渡し及び滞納家賃の支払いを求める訴訟を提起しようとするもので、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第58号「山梨県後期高齢者医療広域連合規約の変更の件」についてであります。これは、住民基本台帳法の一部改正により、外国人登録制度が廃止され、外国人登録原票が閉鎖されたことから、山梨県後期高齢者医療広域連合規約中の別表にあります「外国人登録原票」の表記を削除するため、規約の一部変更について、地方自治法第291条の11の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上が、本日提出いたしました案件でありますが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(後藤慶家君) 本案に対する質疑は、一般質問終了後を予定しておりますので、ご了承ください。 △認定第1号から認定第9号まで上程、説明 ○議長(後藤慶家君) 日程第14、認定第1号「平成23年度大月市一般会計歳入歳出決算認定の件」から日程第22、認定第9号「平成23年度大月市病院事業会計決算認定の件」までを一括議題とします。 石井市長より提案理由の説明をお願いいたします。          (市長 石井由己雄君登壇) ◎市長(石井由己雄君) 平成23年度決算審査につきまして、本日提案いたしました平成23年度の一般会計特別会計並びに事業会計の各決算につきましてご説明申し上げます。 まず、認定第1号「一般会計の決算」についてであります。歳入総額の120億8,000万円余りに対し、歳出総額は117億6,700万円余りで、歳入歳出差引額は3億1,300万円余りであります。このうち継続費及び繰越明許費で翌年度へ繰り越すべき財源である1億300万円余りを差し引きますと、実質収支額は2億1,000万円余りとなっております。 歳入の主なものといたしましては、市税収入が49億1,200万円余り、地方交付税が26億5,400万円余り、国庫支出金が11億600万円余り、県支出金が6億8,700万円余り、市債が10億5,400万円であります。 歳出の主な費目別の内訳では、総務費が19億1,300万円余り、民生費が30億7,700万円余り、衛生費が16億1,200万円余り、土木費が9億8,600万円余り、教育費が13億7,700万円余り、公債費が16億300万円余りとなっております。平成23年度の歳出決算総額は、前年度に比べ3億3,200万円余り減少いたしました。 減少の主な要因は、障害者福祉、生活保護等に係る扶助費は6,000万円余り増加しましたが、普通建設事業費が1億900万円余り減少し、さらに東部地域広域水道企業団への出資金も1億9,300万円余り減少したことによります。 次に、認定第2号「大月短期大学特別会計の決算」についてであります。歳入総額3億800万円余りに対し、歳出総額は3億100万円余りで、歳入歳出差引額、実質収支額ともに760万円余りとなっております。 次に、認定第3号「国民健康保険特別会計の決算」についてであります。歳入総額31億9,900万円余りに対し、歳出総額は31億7,700万円余りで、歳入歳出差引額、実質収支額ともに2,100万円余りであります。 次に、認定第4号「簡易水道特別会計の決算」についてであります。歳入総額1億8,800万円余りに対し、歳出総額は1億7,900万円余りで、歳入歳出差引額は910万円余りとなります。翌年度に繰り越すべき財源570万円余りを差し引きました実質収支は330万円余りであります。 次に、認定第5号「下水道特別会計の決算」についてであります。歳入総額5億100万円余りに対し、歳出総額は4億9,900万円余りで、歳入歳出差引額は170万円余りとなります。翌年度に繰り越すべき財源120万円余りを差し引きました実質収支は53万円余りであります。 次に、認定第6号「介護保険特別会計の決算」についてであります。歳入総額21億6,000万円余りに対し、歳出総額は21億4,800万円余りで、歳入歳出差引額は1,200万円余りとなります。翌年度に繰り越すべき財源240万円余りを差し引きました実質収支は950万円余りであります。 次に、認定第7号「介護サービス特別会計の決算」についてであります。歳入総額900万円余りに対し、歳出総額は890万円余りで、歳入歳出差引額、実質収支額ともに7万円余りとなっております。 次に、認定第8号「後期高齢者医療特別会計の決算」についてであります。歳入総額5億8,300万円余りに対し、歳出総額は5億8,300万円余りで、歳入歳出差引額、実質収支額ともに9万円余りとなっております。 次に、認定第9号「病院事業会計の決算」についてであります。まず、収益的収支につきましては、総収益24億9,800万円余りに対し、総費用は26億600万円余りとなり、純損失が5,200万円余りとなりました。 一方、資本的収支につきましては、収入総額4億2,800万円余りに対し、支出総額は5億600万円余りとなり、不足する7,800万円余りにつきましては、過年度分損益勘定内部留保資金で補填したところであります。この結果、翌年度への繰越欠損金は12億9,800万円余りとなりました。 以上、平成23年度の各会計の決算につきまして概要を申し上げましたが、いずれの会計もそれぞれの設置目的の達成と健全化のため、鋭意努力しているところであります。何とぞよろしくご審査の上、ご認定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(後藤慶家君) ここで、志村淳代表監査委員から意見を求めます。          (監査委員 志村 淳君登壇) ◎監査委員(志村淳君) 監査委員の志村でございます。ただいま石井市長より平成23年度の各会計決算について説明されましたが、私より決算審査の状況等についてご報告を申し上げます。 地方自治法及び地方公営企業法の規定により、監査委員の審査に付された平成23年度の一般会計及び特別会計歳入歳出決算、また病院事業会計決算並びに基金の運用状況について審査するため、一般会計及び特別会計並びに基金運用分については、去る8月6日から同月27日まで、事業会計分については6月1日から同月29日まで、それぞれ関係職員から説明を聴取して審査をいたしました。 その結果、一般会計及び特別会計の決算にかかわる書類は、地方自治法等関係法令に準拠して作成されており、各計数に誤りは認められず、かつ帳簿書類も的確に処理され、正確であり、基金の運用につきましても適正なものと認められました。また、事業会計の決算にかかわる書類につきましても、地方公営企業法等に準拠して作成されており、事業の経営成績及び財政状況を正確かつ的確に表示しているものと認められました。 これらの決算の詳細につきましては、お手元の各決算審査意見書及び審査資料に記述いたしましたので、何とぞご高覧の上、よろしくご審議くださいますようお願いを申し上げ、報告とさせていただきます。 ○議長(後藤慶家君) これより質疑に入るわけでありますが、ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤慶家君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 △平成23年度決算審査特別委員会の設置について ○議長(後藤慶家君) お諮りいたします。ただいま議題となっております案件につきましては、14人の委員をもって構成する平成23年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤慶家君) 異議なしと認めます。 よって、本案につきましては14人の委員をもって構成する平成23年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することと決しました。 △決算審査特別委員会委員の選任 ○議長(後藤慶家君) ただいま設置されました平成23年度決算審査特別委員会の委員につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付しております名簿のとおり14人の諸君を指名し、選任いたします。 △請願第2号から請願第4号まで上程、付託 ○議長(後藤慶家君) 日程第23、請願第2号「市道彦田1号線の延長と整備について」から日程第25、請願第4号「30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書」までを一括議題といたします。 ただいま議題となっております請願第2号から請願第4号につきましては、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、請願第2号は総務産業常任委員会に、請願第3号及び請願第4号は社会文教常任委員会にそれぞれ付託いたします。 △散会11時35分 ○議長(後藤慶家君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会いたします。 〇本日の会議に付した事件1 会議録署名議員の指名1 会期の決定1 諸般の報告1 議案第49号から議案第58号まで1 認定第1号から認定第9号まで1 平成23年度決算審査特別委員会の設置1 請願第2号から請願第4号まで...